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フックド ラグを作ることは、

 

欧米でフックドラグ・メイキング、ラグラグあるいはラグフッキングともいわれています。

 

フックドラグを作るにあたって、基本的な説明をいたします。

 

基本的には、ウールなどの布をうどん状に切って

 

フック(握り棒のあるかぎ針)で キャンパス地等に刺して引きあげて

 

ループを作りながら造形していきます。

 

この他にも、いろいろなテクニックがあります。

 

・老若男女、また国境を超えた、すべての人が楽しんでいます。  

 

・型にはまらなく楽しめて、ひとり一人の持つ秘められた感性を引き出せる

 

アートもしくはクラフトと言ってもよいでしょう。

 

既成概念にとらわれず、布に絵を描く様な感覚で配色を選んだり、

 

素材にこだわる事で自分らしい表現を楽しめます。

 

ここでは、作品の作成に使用する材料の概略を説明いたします。 

 

(使用する道具・材料)

 

・フック(hook)

 

握り棒のついた鈎針。

 

編み物に使う普通の4号か5号の鈎針でもかまいませんが、

こちらのほうが使いやすいです。

自分の手にあったものを選びましょう。

 

 ・ キャンパス地(基布)

 

英語ではbackingと呼ばれています。

 

バーラップ・リネン・モンクスクロスがラグフッキング/フックドラグメインキング用にあります。

 

少し値段が高くても歪みの少ないリネンを使うことをお勧めします。

 

その他にも刺繍用のジャバクロス、コーヒー豆の袋等の織り目の粗い布も使えます。

 

・うどん状に切ったウール(stripettes)

 

(私は、ここでは日本人に馴染み易くウール・ヌードルと呼びます。

カットした太さが細いソーメンからきしめんまでがあります。)

 

ソーメン状に切ったものは繊細なデザインに向いています。

 

その他にも、毛糸、着古したTシャツ、タオル、ストッキング、ビニール袋など、絹など、

さまざまな繊維の素材を利用できます。

 

・フープor フレーム

 

フープはキルターさんたちが使うフープと同じです。

 

フレームはキャンパス地をピンと張ることができます。大作を作る時は、このほうが向いています。